2月のとある日の仕事帰り、
ついにCBちゃんを引き渡すため、行きつけのホンダドリームへ行ってきました。
お店に着くと、いつもお世話になっているスタッフの大杉さんが出迎えてくれました。
ちょっと遅くなったので、
「今日バイク持ってきてもらうん忘れてはるんかなと思って焦りました~!」と言われました。スミマセン(^^;; (←持ってきてと言われていた説明書一式家に忘れて取りに戻ったヤツ)
CBちゃん、新車に変わりますが、
今回現CBちゃんに使っているパーツを少し移植するのと、それ以外の部分を査定してもらわないといけないので
現CBちゃんを先にお店に預けないといけないのです。
そのために、仕事終わりにバイク屋さんに来たのでした。
お店には、もうわたしの乗る新CBちゃんが来ていました。
対峙する2台。
「あっ、どーも。」みたいな感じで
なんか話してるように見える( *^艸^)
現CBちゃんと新CBちゃんで、
バイクしか分からない言葉で引き継ぎでもしてたら面白いな。
「この人、慣れてもたまにこかしてしてきますんで覚悟しといてください。」
(↑年末久々に立ちゴケした)
「マジすか、気をつけます!こっちは気をつけようがないけど。笑」
とかね(^^;;
ローダウンキット、ETCなど
使えるパーツは、新CBちゃんに移植します。
新車購入のための書類を書きながら、
「ちゃんと前の車の部品も使いますからね。何もかもまっさらじゃないんでね。」
そう、念押しして言ってくれました。
大杉さんはちゃんと、事故で今のバイクを手放さないといけないとわかった時のわたしの無念や悔しい気持ちをわかってくれているんです。
ありがたいなぁと思いました。
そして…ちょっと気になってたので聞きました。
「あの子はどうなるんですか?」
「引き取りだけしてる業者さんが別にいるんです。
引き取った後のことは、わたしたちも知りません。
まあ、ちょっと調べたらすぐわかるんですけど…そこはあえて調べることはしてません。」
ということ。
今だとレブルとかの超人気車種は中古でも国内で出回ればすぐ売れるので、
ちょっと手直しして国内の中古市場に出すことが多いそうですが
だいたい多いのは修理して海外へ出すことだそうです。
あとは、部品取り。
そこまで聞いて、全て聞かずともなんとなくあの子の行く末が分かったような気がしました。
できれば、誰かに乗って欲しいと思ってたけど…。
けど、もしも部品取りされたとしても、
CBちゃんのパーツのおかげでよりたくさんの誰かのバイクを助けて生きていくなら
それもCBちゃんの第2の人生(?)かな、と思いました。
事故当時はバラされるなんて可哀想すぎると思ってましたけどね。
どうあっても、ただただ廃車扱いで捨てられるんじゃないから
わたしの気持ち的には、救われました。
そして、今回は代車にスクーター借りました。
PCX乗りたかったけど、さすがに人気車種だからか違いました。
事前に電話した時に
「代車って借りられるんですか?」って聞いたら、
「えっ!代車乗るんですか!?」と逆にめちゃくちゃ驚いて聞かれる(^^;;
それにこっちもつられて驚いた。笑
…というのは、以前事故にあってバイクをお店に持っていった時に、
代車用意しましょうか?と聞かれ、その時は
「スクーター乗ったことないし、代車で事故でもしたらシャレにならないし、怖いから乗りません!」
と断ったのです。
それを大杉さんも覚えてて、今回も要らないかなと思ってたら
わたしから「代車は?」とか申し出てきたもんだから、めちゃくちゃビックリしたようです。
でも、スクーターは教習で乗ったあのクソ重いビクスク一回コッキリ。
怖いもんは怖い!!
と言ってたら、
「そこの横の道で練習しますか?」と
お店の隣の細道でコーチしてくれることに!笑
やっぱり大杉さん、ええ人や~( ;∀;)
そこで、エンジンのひねり方のコツから、センタースタンドの立て方まで
ひと通り丁寧に教えてもらいました。
その日の夜、カオリさんに大杉さんから
「エリナさん、代車貸してくださいって申し出られましたよ!前はあんなに嫌がってたのに。成長しましたねぇ…」
というニュアンスのLINEが届いたらしい。
それ聞いて思わず笑いました。
お父さんか!!笑
わたし、色んな人に見守ってもらえてるなあとしみじみ、思いましたね。
ちなみに、すっごい寒かったのと慣れないAT操作で、
家に着いた頃にはぐったりでした…(;´∀`)
次は、新CBちゃんとご対面の様子をご報告します!
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