~前回までのあらすじ~
初めて通る道を北上し続けると、
ついに三方五湖へ到着しました!
美味しいイカ丼を食べたあとは、
念願の海にたどり着くことが出来た。
さて、あとは無事にお家へ帰るぞ!
絶景!若狭湾岸沿いの道をゆく…が!
絶景の遊子の休憩所をあとにし、
若狭湾に沿った道をクネクネ走ります。
走ってると、上手くバックに海の入る写真が撮れそうなスポット発見!
さっきの休憩所でも写真は撮れたんですが
道すがら邪魔にもならず、さっきよりも海とバイクがちゃんと撮れそうなスペースを発見したので、
停車して写真取ろうとしたのです。
ほんとに誰もいないし、しめしめ♪と思い
止まってギアをニュートラルにしてバイク降りよう、と思ったら…
なんか対向車線のガードレールで動くものが…
お、お さ る !!c( (•ω•) )ɔ
※イメージ映像
ガードレールのそばに、めっちゃ立派な猿が1匹いる!!
目が合ったら襲ってくるかもしれん!ヤバい!と思ったけど、
ミラーシールドやからどこ見てるかわからへんやろ~!!(゚∀゚;;)ハッハッハー
ありがとうミラーシールド!!(^^;;
あとから先輩にその話をしたら、
若狭のあたりって猿結構おるよな~とのこと。
てか、降りてから気づかなくてよかった…
てかてか、気づいて良かった!!(;´∀`)
こんな人っ子一人いない山の中でひとり、
猿に襲われたらもうどうしようも無い!!
停めようとしてニュートラルに入れたギアを速やかに戻し、
スンッ( ˙꒳˙ )と平静を装ってすぐ発進しました…
さよならおさるよ…元気でな!
道の駅「若狭熊川宿」
海に別れを告げ、また国道27号を通って山の中へ入ります。
そこで帰り道のお楽しみ、
行きに通り過ぎた「道の駅 若狭熊川宿(くまがわしゅく)」です!
道の駅 若狭熊川宿
ここは、鯖街道でも有名な宿場町。
なんだか道の駅も素敵です。
ノボリの「熊川」の文字が、サバ柄風味。
オシャレ!
平日でもう夕方だったのもあって、
ここもほぼ人がいなかった…。
道の駅だけでなく、「鯖街道ミュージアム」なる施設もありました。
漫画で鯖街道のことを解説してあるミュージアム。
入場無料。
面白かったです◎
↑の絵にある、「鯖街道口」の碑を見たかった。
見そこねたのはご存知の通り。苦笑
今はコロナ禍なので引き上げられてましたが、
実際のサバの重さの魚荷を背負える体験とかもやってたみたいです。
やりたかったなー!
つらい…つらすぎる。。
さてさて、
熊川宿を出て、ひたすら若狭路を南下、南下。
途中から背中や腰のご機嫌が悪くなってきたご様子…。。
だましだまし走ってたのですが、
もう京都の大原まで帰ってくる頃にはモゾモゾしっぱなしでした。笑
一応1時間ごとの休憩は入れてたつもりだけど…
ツラい!!( ;∀;)
大原を通り抜け、鴨川沿いに走り、
もう限界すぎて、出町柳のそばにあるコンビニの駐車場にバイクを停め、
縁石に10分くらいずっと座ってました。。
リアルにボーッとこんな状態…
身体がツラい。。
ちょっと、根詰めすぎたかもしれません。
でも、10分休憩したらそこそこ状態は回復。
なんとか立ち上がってバイクにまたがって、家をめざします。
なんたって、まだまだバイクに乗らなければ家に帰れないのだからな…!( ;∀;)ヒイイ
でも、行きの山道に入ったところのように
走ってしばらくしたらやっぱり楽しくなる。
単純な人間で助かりました。笑
この後無事に家に帰り着きました。
今回のふりかえり
京都市内はやばい。
前編でも書いた通り、
京都市内は渋滞がすごい。
河原町通りは異常でしたが、
別に他の大通りも空いてはいないので、やっぱりツーリングの時に通るルートとしては向いてないのだと思います。
次からは違うルートを検討しよう。。
ロンツーは体力と時間配分が大事ということがわかった。
今回一人で行ってたのもあるのですが、
多分時間配分がタイトだった気がします。
そしてバイクに乗ってる時間が多かった。
18時前には京都に戻ってきてるので、もう少し行程に余裕持たせた方がよかったです。
あとは体力の問題。
以前の記事にもしましたが、身体が耐えられないなと痛感しました。
ハード面の整備(バイク)と、ソフト面の改善(身体)が必要だ。
1人で走れたことでかなりの自信になった。
これまで、本格的な遠方の全く知らない所へは一人で出かけたことはありませんでした。
今回はほんとに知らない場所へナビを頼りに一人で…だったので、
ノーテンキなりにちゃんと戻ってこれるだろうか…と常に緊張はしていました。
でも、無事に戻ってこれた。
200kmを超える距離を一人で走れたのは、
自分にとって大きな財産になりました。
「京は遠ても十八里」
熊川宿の鯖街道ミュージアムに、こんな言葉が書いてありました。
「京は遠ても十八里」。
この言葉は、鯖街道の小浜の起点の碑に書いてある言葉で、
昔の人はこう言いながら
日本海で獲れた鯖を京都へせっせと運んでいたそうです。
そこには、
「京は遠くても十八里だ、十八里なんて近いもんだ」っていう気概が込められてる気がして
すごく好きな言葉になりました。
十八里…換算すると約72kmなんですが、
確かにバイクに乗れば「遠ても十八里」という感覚がすごく馴染む。
青い看板の距離を見た時の感覚に似ている。
「遠ても十八里」、
この感覚をもってこれからもバイクでたくさん出かけようと思います。
ちなみに…
昔の人は、この十八里を重いサバの荷を背負って自分の足で1日かけて運んでたと言うんだから、
ホントに尊敬ものだ。
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